今日は父の血液検査の日で病院へ。
そこでの”ヒトコマ”
看護婦さん『ココ押さえてて下さい!』ハッキリ!大きな声!でズパッと言い切り次の仕事へ・・・
父と私は病院の待ち合いロビーで採血の順番を待ち、名前が呼ばれたので私は父を連れて採血室へ。血管に注射をする事がわかっていたので、事前に洋服のそでを上げていたのと、注射する時の台の高さが低かったので、父の負担も少なく腕をのせる事ができたのですが。
看護婦さんから「ご家族の方はそちらで待ってて下さい」と言われたので私は父の姿が確認できる場所に座って待っていました。
最近、通っている病院はどこでも注射が終わったら消毒液の付いた様な脱脂綿を当て、サージカルテープで止めて、血が止まった頃に注射針を刺したところに小さいカット綿の付いたシール!のような物を貼ってくれるので、それが無意識に当たり前だと思っていた父と娘。
無事に採血が終了。採血終了と同時に針穴に脱脂綿を置きサージカルテープ無しで看護婦さんが父に『ココ押さえてて下さい!』ハッキリ!大きな声!でズパッと言い切り、それを言われた父は瞬間的に動かない手を動かそうとする。それが聞こえた娘は父の腕の脱脂綿に向かって突っ走る。猛ダッシュ。
父と私の目が合い一瞬、無言!2人とも目が点に。次の瞬間、親子2人で笑い飛ばしながら「押さえてろって言われてもねぇ~」「そりゃぁ~無理な話だよねぇ~」と。( 一一)
看護婦さんは血が止まった頃にシールをぺタリ「はい!いいですよ」
親子で笑い飛ばしながら会話し、その場は過ぎ去りましたが、私はこの時、涙がこみ上げて来るのを押さえるのに必死でした。
相手は看護士と言う国家試験にみごと合格した50代の超ベテランに見える看護婦さん。言われた瞬間、無意識に一生懸命に手を動かして脱脂綿を押さえようとする父の姿。ほんの”数秒”の出来事ですが目に焼きついて離れません。
障がい者・介護されてるから特別ではなく、日々の日常生活の中でも人と人が接する時、それが親子でも他人でも初対面の人でも、心をわかりあえる親友、友達、恋人、ご夫婦でも、人を思う思いやりの気持ち、人を思いやる心、大切だよなって。
父の笑っている笑顔がなにより一番
これからも親子で二人三脚
辛い事、悲しい事、苦しい事
いろいろ いっぱいあれど
父と娘で、笑いに変えながら
ドタバタ親子旅は続くのであった
最後まで読んでいただき
ありがとうございました
明日は良いことありますように
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